■状況
①前代表が急逝してしまった事で、会社の財務状況・事業環境・組織体制の把握が急務に
②属人的な業務体制が敷かれており、不正の発生リスクが極めて高い状況に。
前代表が急逝してしまった事で、経営に関与した事のないオーナー一族が経営の矢面に立つ事に。
会社の実情も何も分からない状況で会社の存続が可能か、今後の事業戦略の展望まで不明瞭な事ばかり。
また、管理部門のキーマンに極端な権限移譲がなされ、相互牽制機能も働いていなかった事から、不正の発生リスクが極めて高い状況と見受けられた。

■サービス
■財務・事業デューデリジェンス
・実態純資産の把握
 流動・固定資産調査
 流動・固定負債調査
 簿外債務調査
・正常収益力の把握
 売上高・売上原価の把握
 販管費の把握
 営業外損益の把握
■業務デューデリジェンス
・業務の棚卸
 振込業務の棚卸
 請求業務の棚卸
 債権管理の棚卸
 現金管理の棚卸
 人事労務業務の棚卸
・業務改善の立案
 システム導入の検討
 業務フロー図の作成
 各種管理資料の提案
■M&A仲介業務
・M&A戦略立案
・各種資料作成(IM・計画書作成)
・買い手候補探し
・仲介及び条件交渉立ち合い(FA) etc..

■成果
財務、事業デューデリジェンスの結果、経理責任者が一般相場より明らかに高額な報酬を得ており、かつ業務上横領と思わしき経理責任者の不明瞭な取引が発見された。
最終的には経理責任者は退職する運びとなり、抜本的なコストカットと業務の一般化に成功した。
また、財務・事業DDを通じて、企業の存続判断の可否が検討できる環境が整い、グループ企業の1社は存続、残り1社をM&Aで売却する運びとなった。