■状況
①事業の拡大で設備投資が増大。キャッシュフローの見える化及び資金計画が不十分で資金繰り難に
②支払の優先順位付けが不十分であったため、取引先に対する意図せざる未払が発生。信用不安がいつ生じてもおかしくない状況
③適切な行政機関との交渉を実施出来ておらず、差押通告が提示され、新規の資金調達が困難に
売上高が毎年倍々で推移してきたが、急な拡大に採用が追い付かず外注費の増加、
在庫管理が追い付かずシステム開発費の増加、事務所を広くするため家賃の増加が起こり、
急激な借入増加を招き、毎月の返済額が爆増した。
また銀行返済を優先するために社会保険、消費税の未納が5千万円ほどになり、
差押予告が提示され、またそのため銀行からも新規の調達が困難となった。

■サービス
・経営改善計画書の策定
・銀行への正式な返済猶予の打診、説明立ち合い
・社会保険、国税への換価の猶予打診、返済計画の作成、説明立ち合い
・売上計画の策定
・コスト削減計画の策定

■成果
外注費の適正化、事務所の家賃交渉、人員整理を行い、単月でキャッシュ黒字を達成。
当該単月キャッシュ黒字の範囲内での過去の未払い税金や銀行への返済を実現し、資金ショートを免れた。