■状況
①経理責任者に極端に依存した管理体制であったため、業務がブラックボックス化
②経理責任者による多額の横領が発生。また多額の簿外債務が発生
③税金の滞納により国税から差押通告が提示。新規の資金調達が困難となり黒字倒産の危機に
創業時から1人経理体制で、業務がブラックボックス化し、
相互牽制機能が皆無であった事から、多額の横領が発生。
財務状況がまったく分からない状況に陥ってしまっていた。
国税をはじめとした、複数の債権者が存在しており、事業存続の危機に陥ってしまった。

■サービス
・公認会計士、税理士、弁護士とでアライアンスチームを結成しタスクを整理
・国税へ訪問し交渉を実施。差し押さえまでの猶予を確保
・資金繰り日繰り表の作成(月末資金見通しの見えるか)
・滞納債務一覧表の作成(支払先の優先順位付け及び支払計画の作成)
・各業者への支払猶予、分割交渉を始めとした、債権者交渉を実施
・横領を行った経理担当者に対し、弁護士の指導の下、刑事・民事手続を実施し責任追及
・財務デューデリジェンスの実施
 決算書の実態調査(簿外資産・簿外債務の有無、資産の実在性の確認)
  正常収益力の把握

◆その他の滞納債務
・年金事務所(社会保険料)
・住民税(各市区町村)
・源泉所得税(税務署)
・法人税、事業税(都税事務所)
・労働保険料(労働局)
・各業者への支払い

■成果
緊急性の高かった国税を初め債権者との交渉で支払猶予・分割返済の合意を得る事に成功。
財務デューデリジェンスを行い、正常収益力の算出を行い、
資金繰りの見える化を行いソフトランディングに成功した。