■当初抱えていた悩み

①社内に専属の経理総務担当者がおらず、本業の片手間で行っていたため業務が追い付かず、精度の低い状態に陥っていた。
②人気業種でない為、良い人材の採用が困難であった。

■取引先情報

業種:店舗小売業/卸売業
売上規模:約1億円
社員数:約10名
エリア:神奈川県

■弊社のサービス・ソリューション

<課題の背景>
店舗小売業がメインであったが、卸売業へ進出した事で、売上が急成長していた。
その一方、一族経営で専門知識を有する人材が不足しており、また、本業の片手間で業務に従事せざるを得なかったことから、十分な時間をかける事が出来なかった。そのため、精度も低い状況に陥っていた。
上記を改善すべく採用を試みるも、管理部門に精通した十分な能力を有する人材を雇い入れるには、最低でも月額35万円~40万円程度の人件費が発生し、仮に当該人件費を提示したとしても、不人気業種である事から早急な採用は困難であった。

<サービス・ソリューション>
業務フローの洗い出しを行った所、入出金管理や規定類(人事書類・社内規定)の整備、請求書・納品書発行の業務等に課題が見受けられた。
そこで、業務フローの整備に取り組み、円滑かつ効果的な業務体制を構築し、組織の抱えるリスクの低減を図った。
また、今まで完全に未着手であった「資金繰り管理・収支分析・事業計画の作成等」の業務を提供する事により、経営判断に必要な情報の充実化を図った。

<成果>
業務フローの整備により、「従業員の不正リスクの低減、誤請求・未入金のタイムリーな把握、よりシンプルな業務フローの構築」に成功した。
また、「資金繰り予測・事業計画」を必要なタイミングで提供出来る体制が整った事により、企業の財務安定性を高める事が出来た。
更に、当該業務を弊社へアウトソーシングする事により、タイムリーに専門性の高い人的資源を最小限のコストで活用できる環境が整い、同時に間接業務の負荷が圧倒的に軽減した事で、より本業に集中できるようになった。